
6月4日(日)は「聖霊降臨日・ペンテコステ」でしたね。
皆さん、どんな日曜日をお過ごしだったでしょう。
**************
余談でもありませんが、クリスマスはMerry、イースターにはHappyという言葉が普通はそれぞれ添えられています。
では、ペンテコステには(英語だとという限定付きではありますが)どんなお慶びの言葉が添えられるのでしょう。
名古屋の向こうにある大きな町に暮らす信仰の友が、旭東教会のホームページのペンテコステの飾り付けなどをご覧になった上でメールで教えてくれました。
「Wonderful ペンテコステ」というそうです。
勉強になりました。たぶん、もう、忘れない。そう確信します。
**************
さてさて、わたしたち旭東教会。今年のペンテコステはファミリー礼拝として守りました。
そして、教会の礼拝の中で使うのはおそらく初めてだったと思われるのですが、講壇の上にスクリーンを準備。
説教の中で、プロジェクターを通して映像をご覧頂いたのです。
目的は、ペンテコステの出来事を、映像型の効果音付きの紙芝居(正式な言い方ではありません)で、子どもから大人まで楽しみながらみ言葉に聴くことにありました。
利用したのは、聖書の大事な場面を他にもたくさん楽しめる無料の聖書アプリのひとつです。
ただし、iPadだけで動作するのでお気をつけ下さいね。
**************
この日、礼拝に出席してくれたお子さんは、おばあちゃまに連れられて来た小学生の女の子ひとり。
でもガッカリすることはありません。
教会の礼拝に出席し始めて、まだ、10回に達していない方も含めて、しっかりとお話を聴いて下さいました。
いいえそれどころか、その時の様子が記録された写真をよーく見ると、教会の大人の方々もかなり真剣に聴き入って居られることがわかります。
**************
普段の礼拝の時から意識していることではありますが、特にこの日は、あらゆる年齢層の方がご一緒することを想定したファミリー礼拝でした。
ですので、単に、スイッチを入れたら動き出す紙芝居の映像と効果音任せではなく、わたくしの解説の言葉を添えながらの〈説教〉といたしました。
その様子は、http://kyokuto-words.seesaa.net/ にてどなたでもお聞き頂けます。ぜひ一度、お訪ね下さい。
**************
共に育つことを大切にする歩みを始めている旭東教会。
それは、〈教育〉ではなく〈共育〉という文字で見るとわかりやすいものです。
そのことを教会の生命線である礼拝の中で実感することが出来ますように、というチャレンジでした。キリスト教会にとって一番たいせつな場は礼拝です。
その礼拝の中で、わたしたち、大切な一歩を踏みだしたわけです。
プロジェクターとスクリーン(周辺にさまざまな器機がありますが)を利用した礼拝は、各地の教会で、ごく普通に行われ始めていることが伝わって来ます。
旭東教会流のもっとも素敵な活用の仕方を、やわらかな心をもって、丁寧に考えて行きたいと願っています。
**************
午後からは、車で15分の神崎緑地という梅園を中心にした見晴らしのよい公園に移動。外で過ごしたわけではありませんが、ピクニックとして有志20名ほどで車に乗り合わせて出掛けました。
その中には、高松市から早朝5時過ぎに出発して参加していた車椅子でお過ごしの幸子さんも居られます。
いつもながら、福祉タクシーの手配をしたり、お手洗いの配慮などを分担しながらのピクニックでした。
神崎緑地には、本当に使いかってのよいホールがあります。それも超お得なお値段で借りられます。施設全体をまるごとお借りし、安全・快適な時間を過ごしました。
**************
司会・進行を引き受けて下さったのは光代さん。
やさしい笑顔とユーモアに満ちた、メリハリあるリードに心地よく導かれた素晴らしい2時間でした。
初参加の方が「教会のピクニックが こんなにも楽しいとは 思ってもみませんでした」との感想を最後に皆さんに語って下さいました。
いえいえ、それだけではありません。
朝の祈祷会に出席された方も、お祈りの中で、「本当に楽しかった」と感謝の祈りを捧げて下さっていました。
一旦は申込みながら、ちょっと体調を崩して参加できなかった方も居られます。参加人数の多い少ないに惑うことなく、ちいさいながらも楽しい我ら旭東教会を、これからもじわーっと深めて行きたい。
わたし自身もそう願っていますし、教会の皆さんもそう考えていることと思います。
**************
礼拝、そしてピクニック。
おそらく、大きな教会でなし得ない礼拝でのチャレンジであるはずです。
礼拝がおわって、「さぁ、出掛けましょう」と、車に乗り合わせてピクニックに出掛けられることだけでも、本当に恵まれていることを思うのです。
**************
足りてを知る、ことは人生を豊かにして行く鍵のひとつでしょう。
自分たちが不完全な存在であることにも感謝し、恵みをかぞえ、喜びのハードルを低くして、2017年度の旭東教会の歩みを少しずつ深めてまいります。
こんな旭東教会でございます。どうぞ、旭東教会ってどんなところ?と思いつつ、まだお目に掛かっていない皆さま。お気軽にご一緒して下さい。
教会員一同、心より嬉しくお待ち申し上げております。end