
9月11日の日曜日、旭東教会では恵老祝福礼拝を守りました。聖餐式も合わせて行うが旭東教会の伝統です。
今年は19名の方々が80歳以上の会員ということでご案内をしましたが、長期療養中の方も居られますし、遠方の方も居られますので、出席は8名でした。
10数年後には80歳以上の方が倍増する計算かなと思いますが、もしかすると、恵老対象は米寿に変更なんていう声が上がる時代になるかも知れません。
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最年長の脇本寿牧師(前列右から二人目)は今年の11月で96歳ですがとてもお元気です。
さて、上にある集合記念写真は、寿牧師のご子息・泰さんが例年同様撮影してくださったものですが、傑作ではないか、と思います。
もう一台、押さえのカメラもありましたが、この一枚がダントツで素晴らしい。
写りも美しいと思いますが、皆さんの表情に感動します。
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さらに、感慨深いのは、前列の皆さんが、誰かにそうして下さい、と頼まれたわけでもなく、自然に手を取り合っていることです。
どうぞ、ご確認ください。
Wさんご夫妻は後ろに立っておられますが、前列の皆さんは、ご夫婦ということではないのです。
登場の皆さま、それぞれに夫を天に送ったり、妻を看取ったり、入院していたりという事情があるのですが、神の家族、兄弟姉妹として穏やかに写真撮影ができて、わたしたちも本当に幸せな気分です。
手をつないで写真を撮ったよ、とは誰も口にしていませんでしたので、この写真を見ない限りはそれに気付きません。
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後列後ろのご婦人(九四子姉)が手にしているのは、絵手紙の会のリーダーの書子(ふみこ)姉がこころを込めて準備された、み言葉入りの絵手紙と特製手作り消しゴム印です。
きっと皆さん喜んで下さったと思いますし、病床のお部屋にもお届けしています。
来年は絵手紙の会のみんなで絵を描きましょうということになっています。これまた楽しみです。教会トップページの「今週の3枚!」にて作品の一部をご紹介していますのでぜひClickしてお楽しみ下さい。
そして、籠もりされた恵老祝福の絵手紙たちは、しばらくの間、旭東教会ホームページTOPの大写しの写真として残しておきます。鶴の折り紙もこの日のために折られました。
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毎週の日曜日が御業によって祝されていると感じますが、この日は、この写真を日曜日の夜遅くにメール添付されて受け取ってから、より一層感謝が深まりました。
愛餐会でも、それぞれに、近況を語ったり、愛唱賛美歌への思いをお話しする中で、たいせつなことがごくごく自然に伝わって来るように思ったのは、わたし(牧師のもりでございます)だけでは無かったと確信いたします。
詩編133篇を味わいたくなります。
【 見よ、兄弟が共に座っている。なんという恵み、なんという喜び 】
2016年の恵老祝福の記念撮影の一枚。この日にふさわしい一枚となりました。end