
わたくし(牧師のもりでございます)が、「たこ焼き」と出遭ったのは、今から50年程前のことです。
当時は、大分県大分市の大在という村に住んでいましたが、隣町の坂ノ市の「萬弘寺の市」の屋台でたこ焼きを食べるのが楽しみでした。
当時は3個か4個のたこ焼きが串刺しにされているのが一般的。
ひと串10円だったかなと思いますが少し怪しいです。
大きめの一個一個独立したたこ焼きを見るようになったのは、新興勢力の《八ちゃん堂のたこ焼き》が軽自動車であちこちに音楽をかけながら走りまわり始めてからでした。
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たこ焼きの持っている力は馬鹿に出来ないなぁと以前から思っていました。
が、先だっての6月19日の旭東教会のたこ焼きパーティーでも、出しゃばらない形で、底力を発揮ししてくれました。そのことを、振り返って見て思います。
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たこ焼きさんの実力の一端。
たこ焼きは敵を作りません。あっという間に垣根を越えて、みんなを引き寄せるのです。
普段はコーヒーと少しお菓子があれば、という程度のほっとタイムの時間です。
が、この日は、いつもは礼拝だけでお帰りになる方も、いつの間にか顔出しして下さっていました。そして団らん。ホームページTOPの「今週の3枚!」でご覧下さい。
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それだけではありません。
たこ焼きは、教会らしい「いっしょに」を生み出すのです。
こどももおとなも、お母さんも、おじいちゃんもおばあちゃんもという感じでしょうか。いえいえ、お姉ちゃんも、ちびっ子も。
何と言うこともないもののように見えて、たこ焼きはみんなが集まってくるのですねぇ。
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「わたくし、たこ焼きだけは我慢できません。ぜったい反対!」
というお顔の方も叫ばれた方も、少なくとも、これまでのわたくしの人生で出遭ったことがないのです。
はい。
いかがでしょう。
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こどももおとなも共に育って行く教会になりたい。
そのことも考えたいと願い、7月31日(日)には、横浜の蒔田教会の牧師である古谷正仁(まさよし)先生をお迎えして礼拝を守ります。
古谷先生は、ある神学校でキリスト教教育ほかを担当される教授でもあります。とっても楽しみです。
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そんな祈りをもちつつ、この日は「まきば礼拝」なる時間を10時15分からの礼拝の時間に持ちました。
「まきば礼拝」では、こどももおとなも賛美はすべていっしょにします。
いつもと違うのは、こどもメッセージを7分ほど語ったあと、こどもたちは分級で旧約聖書をたどっていけるアニメの映画を鑑賞。
普段通りに礼拝出席の方は、こどもたちの分級中、礼拝堂でいつもと何ら変わらない説教を聴きました。
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おとなもこどももいっしょに過ごす。
それが、教会のすべての働きの中で、工夫をしながら実践して行くことが出来たら嬉しいなぁと祈っています。
そのような取り組みをコツコツと続ける中で、信仰は継承されて行くと信じています。
課題もありますが、じっとしていては何も始まりません。
失敗があれば、それはもっとも貴い財産になります。人生学ぶに終わりなしであります。
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そういうわけで、この日は、たこ焼きパーティーも含めて、豊かなひとときを過ごすことが出来た旭東教会でありました。
もちろんたこ焼きのお味もかなりのHigh levelです。何しろ、粉を溶くのに、利尻昆布のお出汁を使うくらいですから。
マヨネーズがお好みで頂けると更に美味しい!と思った方がいらしたかも知れませんね。
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次はいつかな?
ミニサマーフェスティバルという夏祭りを7月17日(日)に予定しています。「まきば礼拝」とは違う、以前から行っている「ファミリー礼拝」の日曜日です。
たこ焼きも登場する気配濃厚でしょうか。他にも美味しい!計画を考えているところです。これもまた、大いに楽しみたいと期待しています。どうぞ、旭東教会にお出かけ下さい!
真面目にゆたかに礼拝、そのあとも、おおらかに楽しんでいる旭東教会であります(^^♪end