
説教の時、足もとがぶるぶる震えてくるような寒さを感じながら語ったのは久しぶりのことでした。おっと、わたくし牧師のもりでございます。
こんなに寒いと感じるとは・・・・・・油断しておりました。
暖房が効きすぎてまいった、ということは時々ありますが、大掃除に合わせての大型ストーブ出し作業を予定していた我ら旭東教会。
一週、出遅れてしまったようです。
礼拝後に聞こえて来た声に依れば、やはり会衆席の皆さんも「きょうは寒かったぁ」と感じて居られたようです。例年よりも3℃暖かい11月だったと気象庁が天気予報で言ってますから、来年は気をつけなければいけません。
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さて、アドヴェントと言えば、クリスマスのリースが飾られはじめ、アドヴェントクランツが備えられる季節です。
クランツのキャンドルに意味があります。
1週目から順に「預言のキャンドル」(1週目)、「天使のキャンドル」(2週目)、「羊飼いのキャンドル」(3週目)、「ベツレヘムのキャンドル」(4週目)と呼ばれることもあります。
それぞれ「希望」「平和」「喜び」「愛」を意味するものです。
旭東教会でも、あれこれと工夫がされながら年毎にアドヴェントクランツが準備されて来たようです。
今年のクランツは5本目があります。キリストのキャンドルと呼ばれます。クリスマスを祝う礼拝(アドヴェント第4週のこともあります)やクリスマスイブかクリスマスに灯されるものです。
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さて、タイトルに掲げました本題に入りましょう。旭東教会ではこの日大掃除が行われました。
普段、ワックス掛けをすることが多いのですが、今年はワックス掛けをする日曜日は12月27日(日)として(恥ずかしながらこの日まで、わたくし忘れていました)、あちらこちらの掃除を念入りにしよう。
そして、使わなくなったもの、埃をかぶったままのもの、忘れ去られて30年なんていうようなものは、廃棄処分にしようということになりました。
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結果は大正解だったようです。捨てることはある種の壮快さがありますね。
事前の作業をして下さっていた方が居られたからかも知れませんが、2時間と少しの作業としてはかなり充実感を覚える片付け具合となりました。
そして、掃除の終盤には、30年以上は夏になると窓辺の高い所に取り付けられて首を振ってくれていた扇風機が処分されることになりました。プラスチックの部分がボロボロと崩れ落ちる状態となって、劣化が一気に進んでしまったようです。
長い間、本当におつかれさまでした。
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というわけで、今日のBlogの写真は、在りし日の扇風機さんの美しい姿を記念に使うことにしました。2015年の夏の写真です。
同じような扇風機が再び歴史ある旭東教会の礼拝堂に姿を見せるのかどうか、今の所まったく想像がつきません。
時の流れの中でそっと姿を消して行った扇風機さんに心から感謝です。
そして、時が移りゆけば、このようにして様々な変化が少しずつ起こるのだなぁとあらためて思った日曜日となりました。
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クリスマスに向けてのアドヴェント・待降節は、信仰生活にとって、非常に意味深い期節です。
このBlogをご覧になっていて、教会に一度行ってみようかなぁ、クリスマスがいいかなぁ、なんていう方は、ぜひ、クリスマス前のアドヴェントから礼拝にお出かけ下さい。
クリスマスの歓びがより一層深くなること、お約束いたします。end
※追伸
もう一枚下に、写真をupいたします。忍者が窓辺に張り付いている様子が見えますか?
うふ、もちろん違います。窓ふきのためだけでなく、歴史ある会堂の古風な窓のとある修復作業もして下さっています。命綱をつけなくて大丈夫なのか、と思いますが、天上から下がっている電灯の交換もお茶の子さいさいですので、今の所はお任せであります。bye-bye
